
今回お邪魔したのは、豊中にある工場です。
1.名入れ用機械 | |
これが名入れをする機械です。 単に名入れといっても様々ですが、「しーたんボールペン」はパット印刷という方法で行います。 さて、この機械でどのように名入れをするのでしょうか? これからじっくり見ていきましょう。 |
2.版 | |
これが版(プレート)です。 使用する色の分だけ版が必要です。 5色であれば5枚作成します。 |
3.印刷 | |
それでは実際の作業の流れを見ていきましょう。 版を1枚ずつセットしパット(ゴム製の先の丸いハンコのようなもの)で順番に本体に捺していきます。 インクが置いてある版にパットを当ててインクを拾い、そのパットを押し当てます。 |
4.工程 | |
商品を取る→名入れ機械にはめ込む→名入れする→
商品を外す→箱にキレイに並べる という工程は手作業で行います。 オレンジの部分からエアが出てインクを乾燥させながら進んでいきます。 ボールペンならこの工程を1本約10秒でこなす手際のよさです。 |
5.できあがり | |
名入れが終わったら、商品を箱詰めします。 このあと、トクサヤ文具に発送されます。 |
今回ご紹介したパット印刷以外に、以下のような名入れ方法があります。 | |
1.シルク印刷 | |
単色の名入れに最適な一般的な名入れ方法です。 低ロットから手軽なコストで作成でき、印刷インクの層が厚いのでクリアな印刷が可能です。 | |
2.型押し | |
表面をプレスしたもの、革製品などに多く用いられます。 | |
3.箔押し | |
熱と圧力で、金・銀・色箔の文字や絵柄を入れる印刷加工。 メタリックな光沢感を表現できるため、普通の印刷よりも目立たせたり、高級感を持たせることができます。 | |
4.レーザー名入れ | |
レーザーをあてて、名入れ部分を焦がして表現する方法。 木製用とガラス用の2タイプがあります。 | |
5.転写 | |
写真などを用いたフルカラー印刷。 | |
6.インクジェット印刷 | |
最近、普及してきた新しい印刷技術です。 グラデーションのかかった複雑なイラストや、フルカラー写真が、小ロット・低コストで、商品本体に印刷できます。 |